旧ブログ2011年12月の記事を一部変更して掲載しております
ついにやってきた“パ-ゲーション（Purgation）：浄化の日。
私はアーユルヴェーダのパンチャ・カルマコースを15日間受けています。パンチャ（Panca）とは数字の5で、カルマ（Karma）はトリートメント/治療（Treatment/procedure）。パンチャカルマとは5つの浄化を促す治療と言う意味。生活環境や悪習慣などでバランスを崩した臓器や体内に溜まっている毒素や老廃物を体内から排出させるのが目的で、これにより体が浄化されバランスのとれた状態に戻り、体力や免疫力のアップ、若返りなども期待できるのです。
五つの浄化法
1. 経鼻法（ナスヤ）： 薬用油の点鼻による方法 -Nasal Medication
2. 催吐法（ヴァマナ）：嘔吐による方法 -Medicated Emesis
3. 寫下法（ヴィレーチャナ）：排泄による方法 -Purgation
4. 浣腸法（バスティ）：浣腸による方法 -Medicated enemas
5. 瀉血法（ラクタ・モークシャナ）：血を抜く方法 – Blood letting
上記5つ全て行うわけではなくて、その人の体質に合わせてやるものが違います。
私は1.径鼻法と3.寫下法をやるとドクターが決めていました。パーゲーションは7日目に予定されていました。寫下法はハーブの下剤を飲んで身体の中の不要なもの出します。辛くて大変な話も聞いていたので、ちょっとドキドキです。
朝6時に薬を飲むように指示され、定期的に白湯を飲む事、白湯以外何も口にせず、ゆったりとのんびりする事、そして寝てはいけないと事を守るように言われました。なので今日はヨガはお休みしてお部屋でのんびり。。でも寝ちゃ駄目です
朝7:20 段々気持ち悪くなってきました。。ちょっと吐き気も。気持ち悪くなったり、落ち着いたり、トイレに行っては白湯を飲み…を何度も繰り返し、お昼迄にはお腹の中の物が全部で切ったみたいで落ち着いてきました。薬剤は市販の下剤の様な痛みは感じなかったです。
終わった～とほっとすると、お腹もグルグル。
お昼は宿の女将さんに塩気強めのライススープ(日本で言うお粥みたい)を作ってもらいました。塩気を取るためとライスがお腹に良いそうです。美味しい～女将さん、ありがとうございます。
午後2時頃には調子を取り戻したので町に行ってみようかな。えっ、元気になるのが早すぎ？のど元過ぎればのタイプです（笑）
続く
