先日ホノルルマラソンが開催されました。第51回ホノルルマラソン。
フルマラソンとStart To Park 10K(10km)の2種目が日曜に開催され、私はStart To Park 10Kに参加しました。
マラソンは苦手な私ですが、無事に完走できました!今回はその時の様子や感想をシェアしたいと思います。
前日 パケットの受け取りに
マラソンに参加する人は、前日までに“パケット“を受け取りにいくことになっています。
このパケットの受け取りは、①代理人が受け取ることができない ②受け取り日は3日前〜前日 とちょっと不便だな〜と思うのですが、そういうルールになっています。
「受け取りに時間がかかった」と聞いてたのですが、前日の午前中はそれほど混んでおらず、とてもスムーズに受け取れました。参加種目別に窓口が分かれていて、更に番号毎に窓口がありました。自分の番号を伝え、身分証明証を見せて、パケットを受け取ります。
パケットの中には、ゼッケン、Tシャツ、そしてゼッケンを止めるピンが4つ🧷入ってます。
パケットを受け取ったら、奥にある機械でゼッケン裏に付いているタイム測定器をアクティベートするように言われました。
言われるままにゼッケン裏の白い板を機械に当て、名前と番号が出てきたらOKだそうです。
会場内はマラソングッズの販売もあり、「ホノルルマラソン」の文字の入ったTシャツや帽子があったり、他にもサングラスやシューズ、靴下なども売られていました。
今回のマラソンでは使わないけれど、可愛かったのでTシャツとソックスを買いました。参加者でなくても買い物はできる様で、販売セクションはとても賑わっていました。
コンベンションセンターはアラモアナ・ショッピングセンターから歩いて5分ほどです。(駐車場所によりますが…)アラモアナに車を停めて行ったので、パケットをもらった後はアラモアナで少しショッピングをし、ランチを食べました。
マラソンに備えて、炭水化物を食べると良いと夫が言い、丁度目の前にあったラーメン屋へ。どうでもいい話ですけど…。折角だからもう少し別のものを食べても良かったかな…
この日はワイキキのホテルに滞在しました。早めにホテルにチェックインして、ビーチでのんびりしました。
いつも海見てるのに、何だか旅気分になってくる…ワイキキマジック!
楽しい時間となりました。
夕飯を早めに済ませ、8時に床に入り…でも中々眠れず11時過ぎにようやくうとうと…。
当日の朝
マラソンのスタートは朝5時。3時前に起床して、3時半にホテルを出ました。
スタート場所はアラモアナ公園の前です。ダウンタウンからは距離があるので、カピオラニ公園から無料のシャトルバスが運行されていますが、私の滞在したホテルはカピオラニ公園からは遠いので、スタート地点へ歩いて行きました。
近いといっても1.5kmほどあるので、マラソン前の良い準備体操になります。
マラソン前に疲れないかとも思いましたが、道に出るとマラソンに向かう人達がゾロゾロと歩いていて。その流れに乗って歩いていたら、あっという間に会場に到着しました。だらだらと20〜30分くらいかかったかな??
会場には、既に大勢の人が集まっていて賑わっていました。トイレが凄く混むと聞いていたので、先ずトイレへ。仮設トイレがたくさん設置されていましたが、20分ほど待ちました。
これまでのエントリー数
さて2023年エントリー数はフルマラソンが19,178人(内日本人5,887人) で、10Kラン&ウォークは7,982 人(内日本人2,783人)
合計27,160人(内日本人8,670人)だったそうです。
こんなに大勢が参加するんですね!どおりで混んでいるはずだ。
土曜開催のカラカウアメリーマイル(1マイルを走るイベント)のエントリー者数は2,676人(内日本人875人)で、ホノルルマラソン総合計は29,836人(内日本人9,545人)とのことです。
ちなみに、1973年の第1回ホノルルマラソンは参加者161人。日本人は0人。第4回1967年には1,670人と増え、この年初めて日本人ランナーが参加。これまでの参加者数が気になり調べてみました。
年 1973 1974 1975 1976 1977 1978 1979 1980 1981 1982 1983 1984 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 | 総エントリー数 162 315 782 1,670 3,500 7,204 8,500 8,419 7,270 12,275 10,847 10,653 9,310 10,354 10,413 10,205 10,813 13,268 14,605 30,905 29,514 32,771 34,434 30,864 33,682 | 内日本人数 0 0 0 1 120 200 500 650 977 1,500 1,300 1,867 2,361 3,553 4,551 5,094 6,004 8,674 10,236 18,286 19,001 21,291 21,717 18,285 17,952 | 年 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 | 総エントリー数 27,704 26,724 26,465 23,513 30,428 25,283 25,671 28,048 28,637 27,829 23,230 23,469 22,806 22,615 31,083 33,578 33,428 33,608 33,105 33,038 33,558 33,255 16,514 16,091 28,411 29,836 | 内日本人 13,925 12,877 14,282 9,159 17,266 15,149 15,723 17,345 17,905 17,057 14,396 14,402 13,492 12,359 16,283 15,985 15,788 14,682 14,034 14,700 16,163 16,355 5,031 566 5,469 9,545 |
多い年は3万人を超えてます!こんなに沢山の人が参加しているんですね。
ホノルルマラソン・ヒストリーというページに50年の歩みが記載されています。
ご興味ある方は→ホノルルマラソンヒストリー https://www.honolulumarathon.jp/2022/50th/history/
いよいよスタート
さてスタート地点は、申込時に申請した完走予想タイム別に5つに色分けされています。
夫は私が歩くと思っていたようで、2時間と申請し『紫グループ』でした。
ゼッケンの色も紫です。
会場では紫の旗のある辺りでスタートを待ちます。
紫は前から4番目。5時になりスタートの合図がありましたが、前から順番にスタートしていくので、すぐには動きません。
ノロノロと歩きながら前に進んで行きます。
しばらくすると、花火が上がりました。お祭り気分を盛り上げてくれ、楽しくなってきます。
そうこうしているうちに、スタートラインが見えて来ました。
驚きの測定技術
先程も書きましたが、この大会では個人の完走時間を計測してくれます。
どうやって計測するのか不思議だったのですが、ゼッケンの裏についてる薄い板が測定器。これで一人一人のタイムが測れるとは!?テクノロジーの進化を感じる〜21世紀だ。
スタート時点に引いてある赤いマットを踏むことで、時間測定が始まります。
スタート地点に近づくと「必ず赤いマットを踏んでからスタートしてください」と日本語でもアナウンスされていました。
ドキドキしながらしっかりと赤いマットを踏んで、スタートしました。
この赤いマットは途中5km地点とゴールにあり、中間タイムとフィニッシュタイムを計測してくれます。
実際に走ってみた
スタート地点を過ぎても、人が多く直ぐには走り出せません。が、少し歩いていると道幅も広くなり、走り出す人も多くなってきます。少し広くなったあたりから、軽く走り出しました。
走り出した頃はまだ暗く、街灯が少ないところはとても暗いです。人も多いし、ペースも色々。気をつけてゆっくり走りました。
少し行くと足を止め写真撮影をしている人達がいて。この時期アロハタワーが赤くライトアップされているので、その前で記念撮影をしていました。
クリスマスの飾りや街頭で明るく感じる通りもありましたが、暗い道も意外とあります。
街頭には応援してくれる人が沢山。太鼓を叩いてくれていたり、頑張れーと声をかけてくれる人がいたり。中には仮装して旗を振りながら大声で応援してくれる人もいて。彼女の方が体力いりそうだと思ったほど頑張って応援してくれていました。
ホノルル市役所前は綺麗で、大きなサンタとミセス・クロース、それとクリスマス・ツリーなどクリスマスのライトアップがされていて、思わず立ち止まり記念写真撮影をしました。この通りはライトアップを見ながら走れて楽しかったです。
道順もちゃんと覚えてなく、どこ走ってるのか分からない所もありましたが、人が沢山いるので道に迷うことはありません。ただ皆んなの向かう方へ一緒に流れていくけば大丈夫!
無事ゴール
街の景色、仮装して走ってる人、道端で応援してくれる人、水を配ってくれる人… 初めて参加した私には、色んなものが新鮮で楽しく、キョロキョロしている間にゴールとなりました。
ゴールするとメダルをもらいました🏅結構しっかりしたメダルです。初めてのメダルなので、嬉しくて家に飾ってます。
ゴールの先も広場には、沢山の人がいました。ここでマラサダとバナナがもらえました。
トーチの前は記念撮影の列が出来てます。私も記念に撮影しました。
後日…賞状と写真
後日メールで賞状がダウンロードできるサイトが送られてきました。ちょっと良い紙に印刷。
メダルはゴールでもらったものです。
それから写真を買うこともできます。別途送られて来たリンクにゼッケン番号を入れると、自分が写ってる写真が出てきます。3枚ほど自分が写ってる写真がありました。一人一人の写真を撮っているなんて!記念に一枚購入することにします。後で写真アップします。
気になったこと・注意点
予想タイム別に分かれているとはいえ、歩く人、走る人、ペースもそれぞれまちまちです。足元がおぼつかない人やよろよろしている人もいました。それから、もの凄い勢いで追い抜いていく人もいて。足に引っかかり転ぶ人、人にぶつかって転がる人をみました。見たのは2人だけですが、結構ドスンと転がってしまって、痛そうでした。無理して追い越したりせず、ゆっくり走ろうと思いました。
そして給水所のあたりは混み合います。ボランティアの女の子達が笑顔で水を配ってくれていて、マラソン大会に出てる感が高まる瞬間で楽しい。給水所を過ぎた所で、前を走ってた人がいきなり横に向かって持っていた水を投げつけてきました!道のど真ん中に。水は私の足にかかる所に落ちました。あと少し前にいたらびしょ濡れになるところだった。私には気づかず、コップを捨てる場所を探していました。コップを捨てにいく丁寧さがあるなら、水の捨て方にの配慮して〜。 そして給水所のあたりは紙コップが沢山捨てられていて、凄い量でビックリします。
マラソンが始まる前ですが、当日は朝2時半から交通規制が始まりダウンタウンへの車の出入りができなくなります。当日車で向かう場合は注意が必要です。当日車で来た夫の職場仲間は、規制が始まる前に駐車場へ入り時間まで車で過ごしたとか。駐車場も限られているので、朝車で行くのは大変と思いました。
新たな自分発見!
好奇心の方が上回っていた為か、ゆっくりなペースですが結構走れました。こんなに長い距離を走ったのは、生まれて初めて。途中数分歩いたのと、撮影で少し止まったくらい。「ほとんど歩くことになるだろう」と思っていたので、正直とてもビックリしてます。
タイムは気にしていませんでしたが、自分の中で1時間半で終えられたら凄いな〜と思っていたので、大満足な結果です。
そして驚いたことに、ゴールした時にまだ元気な自分。興奮してたからかな??
意外な自分を発見した感じです。
楽しかったので、調子に乗って次回も参加したいなんて思ってます。
その前に4月のハーフマラソンにチャレンジしてみようかな〜♪
マラソン嫌いが一変、マラソン(長距離は歩きメインなマラソンになるでしょうけど^^;)に興味を持つようになってます。
ふと何かが気になったら、やってみる。自分の新たな一面が垣間見れるかも(^_-)
Youtubeでホノルルマラソンの動画をアップします。良かったら見てください⭐︎
最後までお読みいただきありがとうございます。
Mika
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